僕はこれまで10年以上Webシステム開発に携わってきたのだが、その中で様々な人たちと仕事をしてきた。
中でも、いわゆる「できる人たち」は、趣味や仕事に前向きに取り組み、目をみはるような成果を残してきた。
そこでよく考えてみると、「仕事ができる人はxxxの楽しさを知っている」という法則があるようだった。
以前の僕はダメダメだった
凡人の代表選手として、僕を超える適任者がいないだろうから、ひとまずかつての僕の考え方を書いておく。
- 仕事がつまらないからやる気が出ない
- 無謀な夢はあるが努力したくない
- なんとなく世の中は不公平だ
- スキルがないのは認めるが、学んでまで達成したい目標がない
- 無駄なことにエネルギーを注ぎたくない
- 暑いから道場に行きたくない(武道を習っていた)
挙げはじめたらこのページが埋めつくされるので、これくらいにしておこう。
K君が教えてくれた
そんなある日、友人を通じて出会ったK君はすごいやつだった。
年下の彼はさわやかで、エネルギーにあふれ、とにかく輝いていた。
彼はビリヤードの達人で、たぶん県内でトップクラスの腕前だった。
(テレビで見るような、マッセとかバックスピンとかの技を余裕でこなし、普通にプレイしても次元の違う強さがあった)
それと同時にK君は営業の仕事をしており、そちらでも実に活動的で、すごい成果を上げていた。
K君と遊ぶうちに、僕はいても立ってもいられなくなった。
K君の情熱にあてられて、自分の中でなにかが騒ぎはじめた。
そこでとりあえず、サボっていた武道の道場に通いはじめ、練習を猛烈に再開し、半年をかけて昇段試験を受けた。
結果として僕は合格させてもらった。
アクセルはふかさないと錆び付く
僕はそれまで、「やりがいのあることに出会えば、自然とやる気が出る」と思っていたが、現実はそうではなかった。
とにかく分かったことは、
「全力を出すことに慣れていなければ、いざというときに、なにかを成し遂げることができない」
ということだった。
つまり「アクセルはふかさないと錆び付く」ということだ。
できる人は全力でやることの楽しさを知っている
かつての僕は、自分が全力を出したときの力を知らず、また、全力になる方法を知らなかった。
しかし、趣味や仕事に全力を出すことに慣れている人は、
- 自分の限界を更新する
- 迷わず自分の課題に集中する
- 人に元気を分け与える
ということを日々実現している。
僕が伝えたいこと
仕事がつまらなければ、趣味に没頭すればいい。
趣味がなければ、いまの仕事に集中すればいい。
仕事も趣味もなければ、どんなことでもいいから、試しになにかへ集中して取り組んでみるといい。
とにかく、なにかひとつだけでも、全力になれることを持っていてほしい。
そうすれば、あなたのアクセルが「いつの間にか錆び付いてしまう」ことを防げるはずだ。
まとめ
今回は、仕事や日頃の生活で力を発揮するために、
「なにかを全力でやることの大事さと面白さ」
について説明をした。
社会で働くみなさんの参考になれば幸いだ。
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