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kyamanekoです。IT、思想、哲学、心理学などの記事を書いています。

夢診断・夢判断をするなら読んでおきたい! おすすめ書籍の紹介

夢診断・夢判断のおすすめ書籍はこの3つ!

現実の問題に取り組むために、夢の診断が重要であることは、今までのユング心理学の記事で触れてきた。

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関連記事:ユング心理学入門(河合隼雄著)【第五章 夢分析】

とはいえ、気軽にプロのカウンセラーに夢診断をお願いするというのも難しい話だ。

そこで今後は当ブログで、自分で夢診断をするための方法などを解説していきたいと思っている。

そんなわけで、まずはじめに今回は、僕が今まで参考にしてきた、夢診断・夢判断を学べるおすすめ書籍を紹介しようと思う。

 

はじめに 夢診断について

呼び方

夢分析・夢診断・夢判断は、基本的には同義だと思って問題ない。そこで当記事では、もっとも一般的だと思われる「夢診断」という呼び方で統一したい。

夢占いと夢診断

夢診断は夢占いとなにが違うのか、疑問に思われるかも知れない。

例えば夢占いの場合は、「白蛇の夢は縁起がよい」「トイレで用を済ます夢は浄化を意味する」など、単純な法則性に基づいている。しかし、夢のあり方というのは個々人によって様々であるため、同じ「白蛇」が夢に現れたとしても、実際は夢を見た人によってその意味が変わってくる。

夢占いは古くから伝わるもので、文化的な価値があることに間違いはないが、現実世界の問題を解決するための方法と考えるには不安がある。

夢診断のアプローチ

夢診断についは、各種の心理学を組み合わせて、カウンセラーごとにアレンジして取り組んでいるようだ。

そんな中で関連書籍を何冊か読んでいくと、共通項などが分かってくる。

そこで今回は、参考になった本の中から2冊の入門書を紹介したい。

おすすめ1.ユングが教える夢の心理判断―いま見た夢はあなたに何を告げるか(KAWADE夢新書)

出版情報

1996年に河出書房新社より発刊された。著書は鞭羊子(むちようこ)。

鞭羊子について

1949年、愛知県生まれ。オーストラリア・シドニー聖心高等科、神戸松蔭短大卒業。2年間のヒューストン滞在から帰国後、秋山さと子氏に師事してユング心理学を学ぶ。
現在は、東京と鹿児島でカウンセラー、セラピストとして活躍。動物と人との共存に興味をもち、アイメイト協会鹿児島支部で、盲導犬と活動を共にする目の見えない方の夢分析を行っている。鹿児島ユングの会主催、東京ユング研究会協力スタッフ。著書に、『夢と眠りの使用法』がある。(本書より抜粋)

本書の概要

ユング心理学自体の解説に力を入れており、詳細なアーキタイプ(元型)の説明がされているのが特徴だ。

ユング心理学をベースとした夢分析について、とても分かりやすく、体系立てて説明されているので、だれでも夢分析を実践できそうだ。

パート1とパート2の二部構成になっており、前半が夢やユング心理学についての説明、後半が診断事例の紹介になっている。

構成としてもわかりやすく、入門書としておすすめだ。

おすすめ2.プロカウンセラーの夢分析―心の声を聞く技術

出版情報

2002年に創元社より発刊された。著書は東山紘久(ひがしやまひろひさ)。

東山紘久について

昭和17年、大阪府に生まれる。昭和40年、京都大学教育学部卒。昭和48年、カール・ロジァース研究所へ留学。教育学博士、臨床心理士。現在、京都大学大学院教授。閃光、臨床心理学。『遊戯療法の世界』など、数々の著書がある。

本書の概要

フロイトやユングやその他の心理学を取り入れ、あえてユング心理学にこだわらないスタイルの夢診断の手法が紹介されている。

こちらも二部構成になっており、前半が『夢分析の基礎』、後半が『夢分析の実際』となっている。

前半については、夢診断をするためのノウハウや注意点が丁寧に分かりやすく紹介されている。

後半については、「トイレの夢」「食べる夢」「遅れる夢」「飛ぶ夢」…などの、様々な種類の夢について、実例を元に説明されている。

前述の「ユングが教える夢の心理判断」よりも幅広い視点で夢診断について学ぶことができそうだ。

まとめ

今回は夢診断・夢判断の入門書として、「ユングが教える夢の心理判断―いま見た夢はあなたに何を告げるか(KAWADE夢新書)」と「プロカウンセラーの夢分析―心の声を聞く技術」を紹介した。どちらも古い本だが、普遍的で密度の濃い書籍だ。

夢診断のための具体的なノウハウを学べるとともに、読み物としても楽しめるため、興味があればぜひ読んでみて頂きたい。

(本当はさらに、秋山さと子の「夢診断」も紹介したいが、古本しか流通してなさそうなので、おすすめすることは控えておいた)

さて、今後はこのブログで、実際の夢診断の方法などを紹介していくつもりだ。

それではまた。




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